スノウチニュース<№217> 令和4年11月


【鉄骨需要月別統計】
9月鉄骨需要量は32万5,300トン(前年同月比7.5%減)
22年度半期(4~9月)は223万4,850トン(前年同期比3.3%増)

国土交通省が10月31日発表した「建築物着工統計調査」の2022年9月着工総面積は9,682千平方メ―トル(前年同月比2.7%減)となり、前年同月比では4ヵ月ぶりの減少となった。10,000千平方メートル割れは5月以来5ヵ月ぶりとなった。
▽建築主別は、▽公共建築物が331千平方メートル(同23.6%減)の大幅減となり、同3ヵ月連続減となった。▽民間建築物は9,351千平方メートル(同1.7%減)となり、同4ヵ月ぶりの減少となった。
▽用途別は、▽居住建築物は6,097千平方メートル(同2.4%減)の微減となり、同5ヵ月ぶりの減少となった。▽非居住建築物は3,585千平方メートル(同3.1%減)となり、同1ヵ月で減少となった。
▽構造別は、▽鉄骨建築のS造が3,216千平方メートル(同6.1%減)となり、同4ヵ月ぶりの減少となった。▽SRC造が74千平方メートル(同58.7%減)の大幅減となり、同3ヵ月ぶりの減少となった。
一方、▽RC造が1,931千平方メートル(同18.9%増)となり、同4ヵ月連続増となった。▽W造が4,374千平方メートル(同6.0%減)となり、同9ヵ月連続減となった。
▽鉄骨需要換算では、S造は32万1,600トン(前年同月比6.1%減)となり、同4ヵ月ぶりの減少となった。SRC造は3,700トン(同58.7%減)の大幅減となり、同3ヵ月ぶりの減少となった。鉄骨造の合計では前月比8.7%減の32万5,300トン(前年同月比7.5%減)となった。
22暦年(1~9月)の需要量は、S造が330万6,200トン(前年同期比2.5%増)、SRC造が8万2,400トン(同47.5%増)となり、鉄骨造の合計では338万8,600トン(同3.2%増)となった。
なお、22年度上期(4~9月)の需要量は、S造が227万6,100トン(前年同期比2.4%増)、SRC造が5万8,750トン(同53.7%増)となり、鉄骨造の合計では233万4,850トン(同3.3%増)となった。

21年9月-22年9月 鉄骨需要量の推移

年/月 S造(TON) 前年比(%) SRC造(TON) 前年比(%) 鉄骨造計(TON) 前年比(%)
9 342,700 1.7 8,950 -29.0 351,650 11.9
10 530,900 61.7 11,000 105.3 541,900 0.7
11 346,400 15.4 7,050 -50.5 353,450 65.7
12 427,400 26.5 18,200 61.4 445,600 12.5
2022/1 347,700 9.2 7,250 50.6 354,950 27.6
2 331,400 7.5 11,500 15.9 342,900 9.9
3 351,300 -6.7 5,050 73.2 356,350 7.8
4 403,100 4.0 14,700 144.8 417,800 -6.1
5 341,400 -11.9 15,050 178.2 356,450 6.1
6 424,700 3.0 6,500 -25.6 431,200 -9.3
7 434,900 17.5 12,300 126.0 447,200 2.4
8 350,100 8.6 6,350 73 356,450 19.1
321,600 -6.1 3,700 -58.7 325,300 -7.5
暦年計(22/1~9) 3,306,200 2.5 82,400 47.5 3,388,600 3.2
年度計(22/4~9) 2,276,100 2.4 58,750 53.7 2,334,850 3.3

(国土交通省調べ)

 

【建築関連統計】
日建連9月総受注額2兆1,517.3億円(前年同月比35.1%増)
民間工事13,527億6,000万円(前年同月比7.7%増)

日本建設業連合会(日建連)が10月27日に発表した会員企業94社の2022年9月受注工事総額は2兆1,517億3,300万円(前年同月比35.1%増)となり、2兆円台は3月以来6ヵ月ぶり、前年同月比では6ヵ月連続増となった。うち民間工事が1兆3,527億6,000万円(同7.7%増)となり、同6ヵ月連続増となった。官公庁工事が5,766億0,200万円(同83.3%増)の大幅増となり、同5ヵ月ぶりの増加となった。
国内工事が1兆9,523億5,500万円(同24.2%増)となり、同2ヵ月連続増となった。民間工事の1兆3,527億6,000万円のうち、▽製造業が3,584億8,400万円(同147.6%増)の大幅増となり、同9ヵ月連続増になった。▽非製造業が9,942億7,600万円(同10.5%減)となり、同6ヵ月ぶりの減少となった。
官公庁工事の5,766億0,200万円のうち、▽国の機関が4,497億8,500万円(同109.5%増)の大幅増となり、同5ヵ月ぶりの増加となった。▽地方の機関が1,268億1,700万円(同27.0%増)となり、同1ヵ月で増加となった。▽その他が229億9,300万円(同1,038.8%増)の10倍超の大幅増となり、同1ヵ月で増加となった。▽海外工事が1,993億7,800万円(同875.2%減)の9倍近い大幅増となり、同1ヵ月で増加となった。
22年度(4~9月)の受注工事総額が7兆5,585億4,800万円(前年同期比21.5%増)となり、うち▽民間工事額が5兆3,077億1,400万円(同21.3%増)、▽官公庁工事が1兆7,118億7,200万円(同0.7%増)、▽海外工事が5,036億8,200万円(同284.8%増)となった。
一方、22暦年(1~9月)の受注工事総額12兆9,482億8,100万円(前年同期比5.5%増)となり、うち▽民間工事額が9兆2,492億9,700万円(同9.4%増)、▽官公庁工事が3兆0,078億0,600万円(同13.6%減)、▽海外工事が6,545億7,100万円(同207.4%増)となった。
9月の地域ブロック別の受注工事額は、▽北海道が356億4,000万円(前年同月比53.1%減)の大幅減となり、前年同月比では1ヵ月で減少となった。▽東北が746億3,000万円(同51.5%増)の大幅増となり、同5ヵ月連続増となった。▽関東が8,520億7,200万円(同3.8%増)となり、同2ヵ月連続増となった。▽北陸が511億8,400万円(同42.0%増)となり、同6ヵ月連続増となった。
▽中部が1,289億7,800万円(同3.3%減)となり、同3ヵ月連続減となった。▽近畿が2,943億4,200万円(同17.2%増)となり、同1ヵ月で増加となった。▽中国が504億4,800万円(同28.4%減)の大幅減となり、同3ヵ月ぶりの減少となった。▽四国が311億2,800万円(同21.1%減)の大幅減となり、同2ヵ月連続減となった。▽九州が4,339億2,600万円(同353.8%増)の3倍超増となり、同5ヵ月ぶりの増加となった。


9月粗鋼生産714万トン(前年同月比12.3%減)
8月普通鋼建築用45万トン(前年同月比0.9%減)

日本鉄鋼連盟は10月21日に発表した2022年9月の銑鉄生産 は505.7万トン(前年同月比13.3%減)となり、前年同月比で9ヵ月連続減となった。粗鋼生産 は714.0万トン(同12.3%減)となり、同9ヵ月連続減となった。
炉別生産 では、▽転炉鋼が513.9万トン(同14.7%減)となり、同9ヵ月連続減。▽電炉鋼が200.0万トン(同5.6%減)となり、同2ヵ月連続減となった。鋼種別生産 では、▽普通鋼が545.3万トン(同12.3%減)となり、同9ヵ月連続減。▽特殊鋼が168.7万トン(同12.5%減)となり、同8ヵ月連続減となった。
▽熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計) の生産は621.0万トン(同12.6%減)となり、同9ヵ月連続減となった。▽普通鋼熱間圧延鋼材 の生産は481.6万トン(同13.0%減)となり、同4ヵ月連続減となった。▽特殊鋼熱間圧延鋼材 の生産は139.4万トン(同11.1%減)となり、同8ヵ月連続減となった。
一方、8月の普通鋼鋼材用途別受注量では、▽建築用が44万9,943トン(前年同月比0.9%減)。うち▽非住宅が33万5,093トン(同2.8%増)、▽住宅が11万4,850トン(同10.3%減)となった。
なお、22年度4~8月の普通鋼鋼材用途別受注量では、▽建築用が243万4,900トン(前年同期比2.7%減)。うち▽非住宅が181万8,377トン(同2.0%減)となり、▽住宅が61万6,523トン(同4.7%減)となった。


8月溶接材料の出荷量1万6,497トン(前年同月比2.2%減)
22年度(4~8月)総出荷量8万5,090トン(前年同期比5.2%減)

日本溶接材料工業会が発表した2022年8月の溶接材料実績(生産・出荷・在庫)では、▽生産量は1万5,415トン(前年同月比0.3%増)の前年同月比で5ヵ月ぶりの増加。▽出荷量は1万6,497トン(同2.2%減)となり、同1ヵ月で減少。▽在庫量は1万6,505トン(同9.3%増)となり、同6ヵ月連続増となった。
生産量の主な品種は▽ソリッドワイヤ(SW)が5,788トン(同9.2%減)の同5ヵ月連続減。▽フラックス入りワイヤ(FCW)が5,357トン(同16.8%増)の同5ヵ月ぶりの増加。▽被覆アーク溶接棒が1,938トン(同19.5%減)の同5ヵ月連続減。その他を含む生産量計では1万5,415トン(同0.3%減)となった。
出荷量の主な品種は▽SWが6,360トン(同6.9%減)の同5ヵ月連続減。▽FCWが5,503トン(同0.6%減)の同1ヵ月で減少。▽溶接棒が2,154トン(同8.1%減)の同2ヵ月連続減。その他を含む出荷量計では1万6,497トン(同2.2%減)となった。
在庫量の主な品種は▽SWが6,222トン(同14.2%増)となり、同7ヵ月連続増。▽FCWが5,650トン(同13.5%増)の同1ヵ月で増加。▽溶接棒が2,730トン(同10.2%増)の同11ヵ月連続増。その他を含む在庫量計では1万6,505トン(同9.3%増)となった。
22年度(4~8月)の総生産量は8万4,173トン(前年同期比4.2%減)となり、総出荷量では8万5,090トン(同5.2%減)となった。一方、22暦年(1~8月)の総生産量は13万9,177トン(前年同期比0.9%増)となり、総出荷量は13万8,285トン(同1.9%減)となった。
なお、財務省の貿易統計による8月の輸出量は2,729トン(前年同月比4.1%減)となり、輸入量は5,280トン(同11.2%増)となった。

21年8月-22年8月 溶接材料月別実績表

生産量 単位/トン
年/年度 ソリッドワイヤ 前年比
フラックス入りワイヤ 前年比
被 覆
溶接棒
前年比
合 計 前年比
2021年度 8 6,372 25.8 4,586 ▼6.8 2,406 49.0 15,365 11.1
9 7,512 31.4 6,133 ▼0.8 2,404 35.4 18,148 15.3
10 7,822 11.8 6,430 10.3 2,471 43.0 18,810 9.9
11 7,922 5.2 6,390 9.1 2,419 31.1 19,137 9.8
12 7,490 12.9 6,017 13.6 2,396 44.3 18,249 14.0
2022年 1 7,060 17.1 4,866 ▼9.0 2,141 18.7 16,564 7.4
2 7,592 12.0 6,011 6.5 2,236 12.8 18,387 8.9
3 8,376 13.6 7,162 23.7 2,339 8.4 20,053 12.6
2022年度 4 7,017 ▼5.5 5,910 ▼2.3 1,839 ▼14.3 16,997 ▼7.1
5 7,022 ▼4.2 5,245 ▼1.1 1,648 ▼17.4 16,178 ▼4.4
6 7,432 ▼6.5 6,208 ▼4.3 1,894 ▼22.1 18,139 ▼5.9
7 7,347 ▼4.4 5,451 ▼7.0 1,994 ▼10.1 17,444 ▼3.0
8 5,788 ▼9.2 5,357 16.8 1,938 ▼19.5 15,415 0.3
2022年度
(4~8月)
34,606 ▼5.9 28,171 ▼0.4 9,313 ▼16.8 84,173 ▼4.2
2022年度
(4~8月)
57,634 1.2 46,210 2.5 16,029 ▼6.5 139,177 0.9

注:合計はその他の溶接材料を含めたもの。

出荷量 単位/トン
年/年度 ソリッドワイヤ 前年比
フラックス入りワイヤ 前年比
被 覆
溶接棒
前年比
合 計 前年比
2021年度 8 6,834 28.8 5,535 3.2 2,345 22.5 16,871 12.3
9 8,231 29.1 6,063 ▼0.4 2,154 6.2 18,815 13.5
10 7,377 9.9 6,320 9.8 2,373 24.9 18,118 7.2
11 7,460 4.0 5,935 0.1 2,295 26.5 18,290 6.3
12 7,738 8.3 6,220 10.8 2,348 22.4 18,614 9.4
2022暦年 1 7,271 4.9 5,540 ▼5.8 2,069 12.6 17,387 2.0
2 7,039 2.8 5,951 4.6 2,121 6.7 17,544 4.1
3 7,915 8.9 6,149 13.8 1,845 ▼3.3 18,264 5.7
2022年度 4 7,190 ▼20.1 5,633 ▼14.1 1,883 ▼24.6 16,806 ▼14.7
5 6,796 ▼2.0 5,521 ▼5.9 1,881 ▼12.3 16,289 ▼4.3
6 7,330 ▼8.2 5,693 ▼10.2 2,366 6.8 18,000 ▼5.2
7 6,903 ▼6.1 5,984 7.7 1,977 ▼5.9 17,498 1.9
8 6,360 ▼6.9 5,503 ▼0.6 2,154 ▼8.1 16,497 ▼2.2
2022年度
(4~8月)
34,589 ▼6.8 28,334 ▼5.1 10,261 ▼9.2 85,090 ▼5.2
2022暦年
(1~8月)
56,804 ▼2.3 45,974 ▼1.8 16,296 ▼4.4 138,285 ▼1.9

注:合計はその他の溶接材料を含めたもの。

日本溶接材料工業会

 

【建築プロジェクト】
岡山市庁舎は大成建設JVで着工
S造とハイブリット造17階建て、延床5.6万平米

岡山市は現庁舎敷地 (岡山市北区大供1-1-1ほか) と隣接する敷地に地上17階建ての新庁舎を建設する。建設地は現庁舎の南側にある大供公園や鹿田町駐車場敷地及び現庁舎敷地の一部となる。
現庁舎(1968年の完成)は新庁舎完成後に解体。解体・外構整備の設計は綜企画設計が担当し、庁舎前広場や庁舎敷地北側に移転する新大供公園などの工事は27~30年度になる。
新庁舎の規模は、S造・一部SRC造・RC造、地下2階・地上17階(中2階を含む)建て、高さ約87メートル、延べ床面積約5万6,318平方メートル。設計は山下設計・丸川建築設計事務所JVが担当。施工は大成建設・ライフデザイン・カバヤ・重藤組JVが担当し、2022年10月に着工した。完成は26年5月の予定。
岡山市の建築計画によると、地下階を駐車場、1階を市民ホールや駐車場・駐輪場、中2階を中央監理室(防災センター)、2~3階を市民窓口と北区役所、4~5階を議会室・関係諸室(5階一部機械室)、6階を災害対策関係諸室、7階を市長室・関係諸室、8~14階を執務室、15階をレストランや展望ロビー、大会議室など。耐震対策にはハイブリッド構造(免震・制振装置)とする中間免震構造が採用される。
岡山市はサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)への提案として▽直射光や外部熱負荷を軽減した快適環境を確保するパッシブデザイン▽先進環境技術によるCO2排出量を削減し、ZEB Readyを達成する持続可能な省エネルギー庁舎▽災害時に自立的な業務継続が可能で、防災拠点機能の司令塔になる。
また、新庁舎は延べ床面積5万平方メートル超の庁舎としてZEB Ready認証を取得。建築デザインの工夫、高効率設備や非常時エネルギー自立、ウェルネスオフィスの取り組みなどが先導モデルとして西日本初の評価となった。


【時論・公論】
驚異の「ウイルス」

新型コロナウイルス感染者数が少しずつ増えている。WHO(世界保健機関)も緊急事態の解除は難しいとしている。私が通院する老医師は「既に第5類相当になっているが、当院に(感染者が)来られても困る」と言っている。
そこで、ウイルスを知るために『京大 おどろきのウイルス学講義』(宮沢孝幸著、PHP新書)を拝読。宮沢氏は1964年生まれの兵庫県出身。東大農学部畜産獣医学科卒、現職は京大ウイルス・再生医学研究所准教授。
本書で知り得たウイルス知識の一部を紹介する。<ウイルス(Virus)の語源はラテン語で、病気や死をもたらす毒という意味>。かつて病気を調べることでウイルスが発見され、ウイルスは病気を起こすものと思われた。ウイルス研究は病気との関係とされてきた。その結果、病原性へのウイルスはごく一部であることが分かってきた。
では、ウイルスとは何か?<遺伝子情報を包んだ粒子である。大きく分けると、DNA型のウイルスとRNA型のウイルスとなる。ウイルスは設計図や手順書を持っているが、工場(リボソーム)は持っていないので、生物に完成し宿主(寄生体)の細胞の中で増殖する>。したがって、宿主によって増殖し、感染者を増やしていくことになる。
自然界に存在するウイルスの中には、人類の誕生に役立っているウイルス、進化を促進してきたウイルス、癌を抑えるウイルスなど有用なウイルスも多くある。<中でも独特なメカニズムを持っている「レトロウイルス」と呼ばれるウイルスは人類のDNAに組み込まれ、生物とウイルスとは「共進化」してきている。哺乳類の胎盤形成に関係を及ぼしている>のである。このレトロウイルスは、故・日沼頼夫氏(京大ウイルス研究所所長)の発見である。
感染症の「はしか」や「天然痘」はワクチンで制御されているが、90年代から問題になっている「イヌジステンパーウイルス」はアフリカではライオンが大量死し、日本では野生動物が感染死していたが、ペットの猫は感染しても発病しない。中国では霊長類のアカゲ猿が多く死んでおり、人をも死なせる可能性もあり警戒する必要がある。
細胞よりも微小のウイルスは、4億年前から生息し、無数の種類を有し、生物の進化に寄与する一方、危険な感染症を引き起こすことを知ることができた。こうした様々なウイルスと人類との興味深い関係を解明している。
医学・科学技術などの進歩・発展でウイルスに克服してきた。NHK・BSテレビで<永久凍土が温暖化で溶け出し、封じ込められていた未知のウイルスが鳥類や動物を介し、人類に伝播するだろう>と警告する。この先、新型コロナと共生するにしても、さらに未知のウイルスが控えている。ウイルスをもっと知るには本書をお薦めしたい。
【加藤 文雄】